独身貴族みたいな後先考えない買い物をして、
新兵器(タックル)と戦略(DVD)を詰め込んで
連敗STOPに準備万端の第9戦。
その前日の金曜日。
『親の心子知らず』を、全力で表現するかの如く、
会社から帰ってもまだ熱が下がりきらない
インフルエンザの息子・・・。
さすがに、
「明日の釣りはやめとくわ。」
って妻に伝えると、
「今日も昼間起きてたし、明日になったら
下がってるやろうから別にいいよ。
下の子にもまだ伝染ってなさそうやし。」
マブ(本気)ですか!!
念のため、以下の条件付きで
釣行許可してもらうことに。
深夜家を出るときに、
・息子の熱が再上昇してないこと。
・下の子が熱出していないこと。
原発の安全基準並に
あってないような規格を
あっさりクリア!
と、いうことで行って参りました淡路へ。
メンバーは師匠とmasa吉さん。
当初は銀時さんのシイラ釣行記に触発されて、
単独で某沖提に行こうかと思ってたんですが、
シイラフィーバーで土日は人多すぎみたいなんで、
師匠が日本海にコマサ狙いに行くとの噂を聞きつけ、
masa吉さんと一緒に、無理やり師匠について行く事に。
が、
渡船のおやっさんによると、状況厳しいとのことで
朝夕は青物、昼はサバゲーという
淡路周遊コースと相成りました。
師匠宅集合して、一同淡路へ。
師匠、いつも車&運転アザっす!
masa吉さんとは厳密には初対面ではないのですが、
事実上の初対面みたいなモンでして、
お話するのは初めてです。
どちらも福助師匠の事を、無断で師匠と仰ぐ
変態物好きですので、
両雄、目からエネチャージばりに火花飛び交ってます。
本日の釣果で一番弟子がどちらか決まります。
連敗脱出含めて、負けてられません!!
淡路でも時期的に有名ドコロは避けて、
マイナーポイントへ。
車を置いてポイントまで結構歩きます。
「このポイント、何時ごろまでやるんですか?
クーラー(35L)持って行った方がいいですかね?」
って聞くと、
「がはははは!10時過ぎまでやるつもりがいや!
おいロボ!クーラお前の1個で充分やろがい!
ロボのだけ持って行け!お前はキャタピラあるから
楽勝やろがい!」(週刊実話)
自分だけ他2名より重い荷物持たされ、荷物持ち状態です。
電柱まで来ても交代のじゃんけんなんてしてくれません。
ロボがずっと肩紐張り巡らせた状態になってます・・・。
汗だくになりながら、半死半生でやっとポイント到着!
釣りが出来るなら、シゴキは苦になりません。
浅いポイントで、朝一でもあるし
セオリー通りTOP狙い!
そう!いきなりTOPです!
(以下、懐かしのマジカルバナナ調でお願いします。)
マジカルバナナ♪♪
TOPといえば、ダイビングペンシル。
ダイビングペンシルといえば、ブリット145。
ブリット145と言えば、プラグ。
プラグと言えば、プラグスペシャル。
プラグスペシャルと言えば、ロッキーショア。
ロッキーショアといえば、パーガトリー。
パーガトリーといえば、111/13PS。
111/13PSと言えば、キャタリナ5000H。
111/13PSと、キャタリナ5000Hと言えば、
こ~れ!
(ファールボールの行方には十分ご注意願います。)
新兵器射出!!
フルキャストしなくても、11ft.なのでそこそこの飛距離でます。
ダイビング操作もティップが上手く緩衝してくれて、
非常にオートマティックに動かせます。
フォアグリップも長めなので、ジャーク時はグリップの
前の方を握れば非常にジャーキングしやすいです。
ベリーは粘るので、曲がりすぎて動かし難いってことありません。
絶妙の穂先設計!
(そりゃ大枚叩いて買ったのに、酷評せんわな。)
しかし、トラブル発生。
キャタリナの下糸巻きすぎ&リーダ長すぎ&慣れずに
キャスト下手すぎの性か、PE団子発生・・・。
こんなん、初めてなんすけど・・・。
師匠に糸巻き量みてもらっても適正みたいなのに
これが2回も続きました。
いきなり、PEを約40mロス!!
まだロクに投げてもないので、
早く投げないと朝マズメ終わっちゃう!と、
そそくさとこの日2回目の現場でFG結束やってると、
師匠とmasa吉さんが、
「ベイトの【ベ】の字もないですね?」
「雰囲気ないなぁ。」
「まだ早かったかな?」
なんて、口裏合わせたように喋りだして
場所移動の雰囲気醸しだし捲り!
「ベイトの【ベ】の字って何だよ!」
って心の奥底の魂で叫びますが、
「オイ!ロボ!!場所変えるぞ!」
「えっ?もうですか?10時までやるんじゃ?
まだ、リーダー結んでるんですよ!!
もうクーラ持って帰るんですか?」
「がはははは、当たり前やろがい!
嫌なら、クーラーとかタックル
そこに置いて帰ってもええど!」
何か作為的なモノを感じました。
ヒーハー言いながら、来た道を戻ります・・・。
前を歩く二人、地元の犬の散歩してる人にも
愛想振りまく余裕があります。
まぁでも、次は実績ポイント行くから
ここはグッと我慢。
次の激流ポイント到着。
先行者3名。いずれもダメみたいですが、
ここは師匠実績ポイントなので、がんばってみる事に。
地元の長身のオジサマ情報によると
TOPは難しいけど、ボトムでポツポツでるとのこと。
レベル130gでは沈下が遅いので、底が微妙。
曇りと言う事もあり、撃投125のグリーンゴールドを
チョイス。かろうじて底取れます。
ひたすらシャクリますが、釣れるのは
ウミウシ?アメフラシ?ばっかり・・・。
また重くなったので、またウミウシかよ!
って思ってたら、なんと!タコ!!
ジグでタコ釣れるんですね。知りませんでした。
が、しかし。
手前の岩に吸盤でコビリついて、離れません・・・。
引っ張ってるうちに、ジグが外れて逃げられました。
今の時期の淡路のタコ美味しいから、
子供達にいいお土産になったのに・・・。
10時ぐらい。色々重量ジグ変えるもののダメ。
周りも状況の変化ないかと思ったら、
こんなのまで釣れる始末・・・。
師匠とmasa吉さんがニヤニヤしながら喋ってます。
そして師匠がこっちに来ました。
「さっきアタリあって、一回ノッたけど
バレてもうたがいや!masa吉さんに
同じトコ投げてもらったら、masa吉さんも
アタったみたいやわ。」
「えっ?!アタってノッたんですか?
なんでロボには教えてくれないんですか?」
「その方がオモロイやろがいや!」
一番弟子争奪レース。
何か作為的なモノを感じました。
しばらくしてお昼前。
師匠とmasa吉さんが後片付けしてます。
「おい!ロボ!!
そろそろサバ調査に行くがいや!」
しかし、自分は連敗中の身。
いくら美味でもサバなんぞに食わせる
ジグも余裕もござぁせん!
「すいません師匠!
自分ここに残ってもよろしいでしょうか?
アタリもあったって事は、
また回遊してくるかも知れませんし。
何とか連敗脱出したいんで・・・。」
「マジかいや!ホンマに変態ロボよのぅ。
判った。俺らはちょっと調査してくるわ。」
「すいません。サバ大漁なら分けて下さい!」
「ロボ忘れて置いて帰ってもうたらゴメンな。
あの大橋の上から声掛けたるがいや。
がはははは!」(週刊実話増刊号)
「・・・・。」
師匠とmasa吉さん、行ってしまいました。
残るアングラーはロボ入れて2名のみ。
ココからが勝負!と気合入れなおしますが、
ポツポツと雨が・・・。
構わずシャクってると、大粒の本降りに。
しかし、レイン着て負けずにしゃくり倒します。
雨宿りする場所も、帰る車もありませんし。
さすがにもう1名のアングラーも退却。
有名ポイント独占でシャクリ続行!
ですが、雨と同時にほとんど流れなくなりました。
軽いジグでも底取れるようになってきたので、
ここはパーガトリーに80gのショアブルー装着。
ジグの具合確認してみようかと。
80gのジグでもかっ飛ばせます!
スローな操作にはティップの柔らかさが相性抜群です。
ジグを全くハジきません。
(逆に弾く操作には向いてません。)
ティップにスーっと綺麗に乗って、スーっと綺麗に戻ります。
ジャカジャカ巻きもできない事ないけど、
長さもあって結構しんどいです。
ワンピッチは長短ともにOK!
60gもイケルかな?と、アフターバーナーを装着。
全然OK!
試してないけど、下は40gがギリかなぁ。
上は100gがギリぐらいでしょうか。
多分40g以下は投げれても、引き抵抗無さ過ぎに
なると思いますし、100g超えるとであのティップは
柔らかすぎかと。
パーガトリー111/13PS。
プラグスペシャルと銘打ってますが、
スロージャークスペシャルとしても使えそうです。
とか試してるうちにもう2時間経過で14時過ぎ。
まったくダメです。アタリもござぁせん。
撃投DVDで学んだシャクリパターンとただ巻きも試すが
どれも空振りに終わります。
その間、本降り通り越してほぼ豪雨状態!
ほとんども休憩してないので眠いのと、
レインの蒸し暑さもあってたまに意識がトビます・・・。
何の罰ゲームだこれ?
ある意味、ショアブルーになりながら、
師匠たち、帰ってこないなぁ。
ってことはサバ釣れてるのかな?
と、思いながらも一人で何かあると怖いので、
雨の中座り込んで、体育座り姿勢で仮眠。
ウトウトしてトビかけたその刹那!
「元気ですかーー!
ロボ再起動がいや!」
と、師匠のダミ声が!!
ビックリして後ろ振り向くと、
師匠が傘さしてニヤつきながら立ってます・・・。
この人のイタズラ好き、何とかならんものでしょうか?
サバの状況聞くと、釣り人に聞いたら全然アカンみたいで
豪雨ってことで、釣りもせずにずっと車中で寝てたそうです・・・。
今更レイン着て、シャクる気迫もないようです。
時計見ると14:20。
「師匠!15:00まで!
何とかラストチャンスを!」
と、渋る師匠を何とか説得して
ラストの追い込み!!
潮は依然と流れておらず、雰囲気ゼロですが、
こんなロボを見かねた神様がツバスぐらいの
ご褒美あるだろうと、約束の15時を30分過ぎても
まだシャクリますが・・・。
何も起こりませんでした。
さすがに待ってくれてるお二人は車中で怒り心頭だろうな。
と、サッサとタックル片付けて車に戻ると・・・。
2人とも優雅に爆睡。
こんな事なら、起きてくるまでシャクってればヨカッタ!と、
思いながら、叩き起こしてやりました。
はい。
大方の期待を裏切らない
9連敗達成!!
本日も青物のアタリすらなし!!
帰りの車中で
「がははは!ロボ最高やのう!
ネタに困らんで羨ましいのぅ。
思い出シリーズとして、昔釣れた
画像使って報告しろがいや!
少しは足しになるやろがい!
あっ?タコはセーブになるんかいや?プッ!!
がはははは!」
とまで、バカにされました。
師匠の車のリヤ左のフェンダー
バキバキに割ってやろうかと思いましたが、
既にバキバキだったのでヨシとしました!
(最初のポイントでクラッシュさせてました。)
帰って鍵開けると子供達が
「お父さん!釣れた~?」
と、駆け寄ってくれます。
今日もダメだったよ。ゴメンな。
と、謝りながら2Fに上がると、
妻「10万の道具持って行ったん。」
ロボ「うん、なんで?」
妻「10万も使ってボウズなん?」
ロボ「・・・・。」
釣りは道具じゃありませんから~!
と、説教してやろうかと思いました。
そもそも、高額タックル使ったからって
釣れる訳ねぇだろ!どんな理由だよ!
ったく!
↑1週間前の自分に聞かせてやりたいです。
2013シーズン 第9戦終了
0勝6敗3S 勝率:.000 0HR
勝敗定義
魚種問わず、口にフッキングすればセーブポイント。
勝ちは、イエロ-テール釣ったとき。(こちらはスレ含む。)
負けは、全魚種確保失敗。
HRは80cm以上の大物!